皮膚の異常を観察していると、異常関節の周辺は捻れている。
ということでしたが、調整すると捻れが解消され、余裕のある状態になります。つまりショックを吸収する余白ができたということです。
つまり元の異常状態に戻るまでにはアドバンテージがあるということです。
このアドバンテージがあるうちに、関節に解剖学的肢位になるべく近づけるような動きと負荷をかけていくと、関節への負担を 少なくすることができると考えられます。
やはり、最終的には意識的に普段使わない筋肉を使うということが重要ですが、調整をすることで、それを行いやすくすることができます。
昨日の動画(同じ日に調整しています)では、足を閉じると突っ張って足を閉じることができないと言っていましたが、ちょっと調整すると足を余裕で閉じることができるようになりました。
これで治った訳ではありません。
やはり意識的に解剖学的な肢位に近づけつつ体重をかけるという行為をする必要があります。それを行うのは、患者さん本人のちょっとした努力と意識です。
こればかりは、第三者にはどうすることもできません。それは、どんな名医でも同じです。
元に戻るかどうかは、これで決まってきます。
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