皮膚と関節の関係

ヤケドの後遺症であったり、アトピー等で皮膚が荒れていると関節も同時に曲がりにくくなります。

膝の問題ですから皮膚は無関係と思うかもわかりませんが、皮膚の状態が良くならないと関節が曲がらないということです。


ずっと言っているように皮膚に捻れが起こっていると絞った雑巾のように固くなる訳です。

これでは身体としては構造を保っているのにギリギリの状態だと言えるのです。

専門家は、皮膚に捻れの状態が起こっているかどうかを判断できなければなりません。

その上で緩めると触診上もユルユルになります。


当然関節可動域も増えます。

ただ、これも何度も言っているように、真っ直ぐ動かすという意識をもって曲げ伸ばしをする動きをしていないと直ぐに脳は今までの動きをしてしまいます。

これが無理やり行わない解剖学的肢位動作です。この動きを意識してもらえるように指導することが大事です。


治療は、動きやすい状態を作ってあげることしかできません。そこから先は普段の動きに注意することが何よりも重要です。

足のちょっとした動きは内臓にも影響します。様々な症状と関連します。人間は1Gの中で生活しているので、当たり前のことなのです。

関節の問題は関節だけに留まるものではありません。


御薗治療院

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