手を触れる検査法

お腹の異常反応から肩の緊張が起こっている例です。

お腹に手を触れると肩の痛みが楽になっています。つまりお腹と肩が何らかの関係があるということが予測できます。

お腹に手を触れると、左肩上部の皮膚は柔らかくなって、つまみやすくなるのを観察できます。


触診と動きが同じ結果になるということも観察できます。

僅かな刺激で痛みや緊張が楽になりますが、普通に触ると肩がパンパンな状態で動きも悪くなります。


筋肉の反応で外腹斜筋の一部分と横隔膜の一部でした。このロックを外すと皮膚緊張がなくなるということを意味しています。

お腹と肩は、姿勢から言っても無関係ではありません。お腹を丸めた状態で手をあげると肩に制限がかかることがわかります。

この場合、腰は後彎気味になっているはずです。つまり腰の筋肉は引き伸ばされた状態に近いと言えます。

だから腸骨の位置も上に引っぱられるような感じになり、背中の痛みも起こりやすくなります。


背中の痛みと首の付け根の痛みを訴えているので、当然と言えば当然の結果です。

位置的な問題で解決する場合は、このような刺激で十分改善します。しかし、それ以外の原因なら同じような肩の痛みでも全く改善しません。


何がその症状と大きく関係があるのか?

これを見つけないと話になりません。

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