一般の勉強会を私はとても楽しみにしています。
なぜなら、いろんな反応が返ってくるからです。
物事の捉え方は人それぞれだと思う瞬間です。
例えば、足の爪先を真正面に向けてください。
と言っても、それと同時に違うことをしてもらおうとしただけで、真正面を向いていない人が何人かでてきます。
(笑)
それも一つの反応です。
一般の勉強会をしてから、治療に来なくなって、それでも勉強会には来てくれる。
という人も多くなってきました。
「勉強会で習ったことをちょっとすると治療にいかなくても治ってく!!」
というのです。
完璧に商売あがったりです。(笑)
でも、勉強会で一番大事なことは、そのやり方ではありません。
人間の身体って、こんな面白い現象があるんや~。
ふ~ん。
そしたら自分もちょっとやってみよ~って思ってやってたら楽になった。
という自分自身への認識を高めてもらうということです。
私のやり方は、あまり時間を必要としません。
身体の認識の仕方ですから、身体に注意を向けるだけと言えます。
身体がガチガチに固まっていても、ちょっと注意を向けてもらうだけで、ユルユルになったりします。でも別に特別な方法をしている訳ではありません。
ただ、自分の身体に注意を向けてもらっているだけです。
実は、それだけで、身体は大きく変化します。
MBR法は、専門家だからこそ気づきにくい方法なんじゃないかと思っています。
なぜなら、そんなことで痛みや症状が変化する訳ない!!
と専門家ほど思い込んでいるからです。
毎日、身体がガチガチの人を診ている訳です。
そんな身体の人を意識をして認識するだけで良くなるはずがない。
そういう思い込みが一般の人より強いからだろうと思います。
専門家だからこそ、意識し、認識するということの意味をもっともっと理解すべきです。
動かして、認識して、それを思い出す。
一般の勉強会は、そういう気づきを与えてくれます。
心と脳と身体を一度につなぐ方法です。
それがMBR法です。
MBR法は、方法論とは少し違う発想なので、その人の認識の仕方や記憶によって効果が違います。
それでも何度かやっているとコツがわかるようになります。
時間は数秒
それを日々続けることです。
いつのまにか自分の身体を理解する専門家になっている。
それがMBR法です。
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