関節の可動域を調べる方法はありますが、関節の可動状態を調べる方法はないと思います。
あくまでも被検者の感覚的な検査法です。また、検者と被検者が同じ基準で調べる必要があります。
この方法の特長は、可動状態を知り、普段どのような動きをしやすくなっているかがわかります。
関節可動域を調べるより、可動状態を調べた方が、より実践的です。関節可動域は、代償運動のことを問題にせず動かしてしまいます。
股関節屈曲というのは、骨盤の位置によって大きく変わります。しかし、骨盤と股関節の可動域を代償運動なしにやると、ほぼ90度で限界がくるのもよくわかります。
この説明をオンラインで行い、参加者にみてもらおうと思っています。
この方法には見方があります。また、被検者の注意点と検者の注意点や視点が大きく問われます。
かなり臨床的なオンラインセミナーが出来そうです。離れていても、できることは一杯あります。
簡単な動きの中にこそ、真実が絶対にあると思います。
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