膀胱経の続き


昨日の経絡の話しは、経絡の流れだと思うのですが、教科書にはそのようなことは一切書いてありません。


もちろん、私が感じたことが間違いかもわかりません。ただ、それで効果を得られるし、正常な状態になってくると、体表面に膀胱経が浮き上がってくるので間違いないだろうなと思います。

そして、主観的には患者さんと同意を得られるので理論倒れになってないと思います。


要穴はなぜ要穴かと言うと、経絡の異常が、正常経絡でも体表面に表れやすい場所であり、不均衡も起こりやすい場所だと言えるから要穴なのだと思います。


ここには大事な穴が集まってるで~。

そいでも、詳細は自分達で考えてなぁ~。 

せやから教科書にはかかへんで~。


ということなんだろうと思います。


経絡が異常を起こすと体幹部では特に深部に潜り込みやすくなっているということです。つまり、要穴のある肘から先と、膝から先はアンバランスを起こしても体表面に留まりやすく、体幹部は深く潜り込みやすいということなんじゃないかと思います。 

異常になった体幹部の膀胱経は、経絡現象が体表面にないのかというとそうではありません。所々で部分的にぽこっと出てくるような状態になってます。


昨日の例の人は左の膝の痛みを訴えていたのですが、右の胸椎8~9番あたりでぽこっと出てくるわけです。当然これは肝臓と関係する兪穴の反応だと思います。 このような場合、臓器と直接関係して出てくるのではないかとも考えられます。


もしそうなら臓器と関係するツボの名前が膀胱経上につけられているというのも納得できます。鍼灸 初心者であっても兪穴の治療は効果的だと思いますが逆に経絡の反応がない所に治療をすると逆症になってしまう可能性も否定できません。

よくよく観察して治療をする必要があるのだと思います。 


御薗治療院

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