この方法は様々なことを示唆してくれています。
楽に立つというのは何か?
立ち方を少し変えるだけでした。簡単に見えるので動画を見れば誰でもできそうに思うかも分かりません。それがそういう訳にはいきません。
なぜなら人それぞれによってやり方が微妙に違うからです。
どれぐらいの角度を倒せば良いのか?
どの角度に倒せば良いのか?
どれぐらいの力をどこにかければ良いのか?
動画の中ではそのことを言っていますが、同じように真似をしても同じ結果にはなりません。あくまでも、その人によってやり方が違うからです。 重心を変えた時の微妙な動きを見ていないと、指導することはできません。
ただ膝を伸ばして立つだけではないので、この方法をする意味が分かっている人でないと指導も難しいと思います。
自分では出来ていると思っていても、できていないことが殆どです。
踏ん張るのではありません。
自然にそうなるのです。
背筋を伸ばすのではありません。
自然にそうなります。
それを無視すると肩の力が入ったり首の力が入ったりします。それに気づきません。 いわゆる代償運動が起こる訳です。それでは力を抜いて立つことはできません。
目標は力を抜いて立つことです。重力と一体化することです。しかし、やってみると楽な立ち方とは程遠い気がするはずです。もし、そうでなかったら何かがおかしい。
何度もチャレンジしていると、それが楽な立ち方だと実感できます。 立つだけで呼吸が深くなり、肩の凝りや首の緊張が抜けたりします。立ち方の盲点です。
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