人と人との出会いが新しいものに発展する

私が、まだ一人で治療院をやっていた頃に濱井先生が患者さんとしてやってこられました。

第一印象は、ホントにオモロイ人です。 どうオモロかったかと言えば、足を見ると靴下から鯉のような髭がでています。 

んん？ 

もしや、これは・・・

と思ったら案の定、靴下を裏返しに履いているんです。それで二人で大笑いしましたが、そんなことには臆することもありません。何度か同じように、足に鯉が泳いでいるのを目撃しました。

もう一発で大好きにならざるをえませんでした。 しかし、驚いたのはそれだけではありません。

身体の事も、治療のことも歴史のことも詳細に知っているのです。なんと頭の良い人なのかと今でも常に感心しています。

こりゃ～ホントにオモロイ人が来てくれたなぁ～とワクワクしたのを今でも思い出します。 

二回目か三回目ぐらいに来てくれた時、 「なんか先生の治療を受けていると、数字と漢字が表になって羅列してあるのが見えて、そこから、何かを選んでいるような映像が見える・・・あいうえお・・みたいな一文字の横に、漢字の熟語みたいな・・漢文みたいな文字列があって、その横に数字が書いてある。

そんな一覧表みたいなのが物凄い早さでコピー機から次々と出ているみたいやわ！」と言うのです。 

 なんと～！！ 

何それ・・・。

私が当時、漢方薬を勉強していたので、それがこの人には見えたんかなぁ～と思いました。

ますます、オモロイやん！！ 

世の中には不思議なことや目に見えないことが一杯あり、不思議な人も一杯いるんだと思いました。決して目に見えるものだけではない世界があるのだと確信します。そして、人と人が出会うことで何かが起こるのだと思いました。 

明日に続きます・・・