人と人との出会いが新しいものに発展する3

昨日の続きです。

漢方の話しに戻りますが、その時に、実は、こういうのを勉強しているんです。と言って漢方薬が書いてある一覧表を見せました。人の頭の中を映像で感じるのですから凄いことがわかる人だなぁ~と感心したのを今でも思い出します。



そんな前置きがあって、今30年以上も過ぎてから、濱井先生が漢方薬の勉強をしてくれています。 

そして、私に大きな影響を及ぼしてくれています。長年、ちょっとやっては止め、ちょっとやっては止めと言う具合にしか勉強してこなかった漢方薬なのですが、最近、真剣にやろうと思ってデータベースを組み直し治療に取り組んだら、濱井先生も勉強してくれるようになりました。 


自分なりの辞書だと言って分厚い本を製作して、おまけに歴史の年代を覚えるみたいに、ツムラの漢方の番号に面白い暗記法をいれながら、凄いスピードで生薬まで勉強しています。 

既に私は追い抜かれている気がします。このまま数ヶ月たったら、きっと負けてます。(笑) 

しかし、単純に映像が見えたというだけです。濱井先生は霊能者でもないし、一生懸命地道な勉強をしているからこそシンクロしたのだと思います。


それにしても、その時、映像として見てもらったものが、そのまま現在にデータベースとなっているのですから驚きですよね。濱井先生と出会う前から、そんな治療ができたら良いのになと思ってプログラムの勉強も少しずつやっていたのですから、時間はかかりましたが、今は本当に理想的な形に近づいています。


PCで対応関係を一覧表にして一発で表示させるようにしてあります。その中から漢方薬を選んでいます。 「血」と関係する漢方薬を調べたいと思ったら一瞬でずらっと並び、「熱」だったり、「血」と「水」と言うように複合的なものも直ぐに並べ替えて見られるようになっています。 

また、漢方薬と対応する経絡で選んだり、それらの複合的検索もできます。これこそが濱井先生が最初に見たひらがなと漢字、数字の表がコピー機で印刷される(PCの画面上に)とピッタリ合っている訳です。 

また、それは一瞬でカルテに文字データとして記録することができるので、どの人に、どんな漢方薬をいつ選び、その人は、どんな症状があって来院したかが直ぐに検索できるようになっています。今後は、気象データによって、どう変化するかとか、個人的なものではなく、全体としての数字なども調べてみたいなとも思っています。大事なことはデータだと思います。また舌も毎回撮影させてもらっているので膨大なデータとなっています。


と思っていますが、統計は統計だとも思っています。学者としては面白いですが、それは単なる集合知です。それを元にして治療をすることはできません。自分で調べたものであっても、その考えに違いはありません。


漢方薬は複雑な生薬の組み合わせですが、一種類ではなく複数の組み合わせを使う場合、膨大な量になるので、多分、この方法でしか記録することは不可能だと思います。

あくまでも臨床上でなければ意味がないので、一瞬で記録できるということが絶対条件です。そうして集めた情報量は半端ないものになっていくと思います。

それにしても、あの時に濱井先生が見た映像のとおりの治療を、今やっているのですから、本当に面白いなと思うと同時に、様々な縁を感じずにはいられません。 


三人寄れば文殊の知恵と言いますが、1+1は2ではなく、1000にも万にもなるというのを実感しています。   



御薗治療院

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