動かさない

スポーツのような心拍数を上げる運動が運動だと思っている人が殆どだと思いますが、本当にそうでしょうか?


連日書いたように動かさずに動こうとする運動があります。勘違いしているのは、運動は日常生活で十分できます。スポーツが運動ではありません。

運動は呼吸ですら運動です。ちょっと意識を変えたり、やり方を変えれば汗が出るぐらいの運動になります。

だから立っていることも運動です。日常生活をしていたら基本的には運動不足にはならないのではないかとも思います。 しかし、ずっと座っていると確かに運動不足を感じると思います。 


 何度も書いていることですが、この考えが覆ったのは、私が20歳の時です。伊勢から名古屋までの通学の時間にそれを感じました。2時間も急行電車で座っていると運動不足になると思います。どこか身体がだるい。

しかし、微動だにしないで、軽く姿勢を正して座っている方が運動不足を感じなかったのです。 逆にかなりの運動量だと感じました。 

その時に気づいたのは、座ることも、かなりの運動量があると思ったことです。キチンと座っていると軽く発汗します。意識の運動はしていますから、動いていないのに、動いている以上に身体にエネルギーを使うことがわかります。 


2時間座り続けて立つと足が軽いし、身体は運動をした時と全く同じか、それ以上の爽快感がありました。 こんな感じで座っていると運動不足だとは感じないのです。

不思議な感じがしませんか?

 

御薗治療院

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