側胸部の触診

身体を触診していると様々な疑問が沸いてきます。とても面白い質問をされたので、書いてみたいと思います。


この前の私の記事で、側胸部の異常は、体のねじれをあらわすというのはどういう意味か? 

と尋ねられました。

また、側胸部が捻れを吸収することで、異常緊張が出るならば、側胸部を観察して異常があれば捻れがあると考えた方が良いか? 


という内容でした。 当たり前のような質問なので、ちょっと考えてしまいましたが、そもそも側胸部が緊張するということはどういうことかを考えなければなりません。 

側胸部には斜めに走る肋骨があるので、当然ですが肋骨に沿って筋肉が緊張します。 いわゆる肋間筋と言う筋肉の緊張を触診でできるわけです。


もし、何の捻れもなければ、側胸部の緊張はないと考えられます。現実的にはそんな人はいないです。座った状態で側胸部を観察すると、捻れの状態が更によくわかります。 この状態をみて何を連想していけるかです。 


つづきます。 

御薗治療院

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