答えが違う?

どんなシステムを構築したかによって答えが違って当たり前です。


だから、検者によって答えが違うということが起こりえます。あきらかに間違っていると感じたら後から修正すれば良いだけです。

感覚による診断が全て正しいとは思っていませんが、感覚を主にすることで状態の概要が大雑把につかめます。その後に修正を加えていくようにすることで常識とは違う結果を導き出すことも多々あります。 


入力と出力なので、刺激を与えた結果どうなったかを検証することでその精度をあげることができます。優れたやり方だとされている手技であっても、その人にとって効果がなければ意味がありません。鍼灸には様々な流派があり、フォーマットの違いを技術の差みたいに言う人が多数いますが、どれだけ優れたやり方であっても、その術者が何をイメージしたかによって結果が違います。


だから、追試したとしても、その手技が持っている100%の効果を出しにくいということです。

どこまで詳細に分析できたかが大きな問題なのですが、そこには触れずに、どんな方法なのかに興味を持ってしまいます。だからうまくくいきません。 


 何々流であっても、それを考えた人は、それを深く考えた人です。その人が中村という名前だったら、中村流になったというだけの話しです。つまり、その人しか詳細な分析は行えません。

その流派の手技を習っていたとしても、長期間そこに所属している人であっても同じ結果を導き出せるとは限りません。

それを行う為には、自分の今まで持っている技術と、感覚で得た情報をすり合わせていくことが必要なのです。つまり自分流に置き直すということです。どこまで行っても感覚は自分の感覚です。

その精度をあげる訓練をしていないと、どんな手技も役立ちません。



御薗治療院

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