純粋な思い込み

普段はテレビを見ないのですが、本当に、たまたま昨日はフェンシングを見てしまいました。


昨日のブログの通りの姿を見せてもらえたなぁ~と感動しています。きっと、血のにじむような努力をしてオリンピックの舞台に立っているのにもかかわらず、ノビノビとして、相手の選手を圧倒していたんじゃないかと思います。 


ルールもハッキリとはわかりませんし、フェンシングの中でもエペという種目は、世界に強豪が多く存在し、日本人は勝てなかった種目だとも知りませんでした。 また、何がどうなると得点になるのかも知らないのに、最初、画面を見た時から、なんとなく選手の気迫みたいなものが伝わってきました。気迫と言っても強い気迫ではなく、とてもしなやかな感じです。


まさに純粋な思い込みが剣先からあふれ出ていた「気」がします。 強い相手であることは間違いありません。それにもかわらず、一瞬の隙をついて相手の懐に飛び込んでいく姿は、まさに美しいとしか表現できません。ただただ美しいとしか見えなかったというのが強い印象でした。 

勝敗は、様々な条件によって決まると思います。相手はロシアの選手でしたから、日本の蒸し暑さには、かなり参っていたと思います。きっと動きも鈍くなっていたはずです。 パッと見ただけでは計り知れない要因があったでしょう。


決勝に行くまでも、様々なピンチがあり、あやわ敗退という危機にも遭遇したと聞きます。 それでも勝ち進んで決勝戦まで持ち込んでいった訳ですから、ホントに勝敗は紙一重です。 内容も紙一重だったのではないかと思います。

きっと相手の選手は、かなりやりにくかったのではないかと思います。そんな印象が画面からも伝わってきました。ギリギリの競り勝ち方をしてきたので、きっと日本の選手には、失うものは何もないという気迫みたいなものがあったのではないかとも思います。 当然ですが実力以上の力が出たのかもわかりません。


どの競技を見ても、今までの日本人選手の印象は、オリンピックでは硬くなる印象が私にはありました。しかし、昨日の試合は全く違って見えました。フェンシングだけでなく全体的に日本人選手が進化しているんじゃないかとも思います。


特に今回のオリンピックはイチャモンつきですから、選手達の思いは、相当なものがあったでしょう。 だからこそ純粋な思い込みが働いたのかもわかりません。純粋な思い込みは様々なものを変化させることができる可能性があります。常識だったものを覆すことがあります。そういう条件が揃って勝った大会なのではないかと思いました。 


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