臨床研究会を行いました。
まだ内容が本格化していないので数日前にあった風邪の治療例を動画等で紹介させて頂きました。
動画を共有画面で見せることができるので患者さんの様子を直接みてもらいました。
治療の説明も大事ですが、実際の治療の様子を見て貰うことで何をどうしているのかという勉強にもなります。
一つ一つ手順をおって説明しつつ解説していくとより一層わかって貰えるのではないかと思います。
私が治療時間にこだわる理由も説明しました。
鍼灸治療は、ベットに寝て1時間ぐらい治療をするということが通例になっています。
それを求める患者さんもいらっしゃいますが、本当に困っている人って時間にもシビアな方が多いと思っています。
その問題を如何に解決していくかという問題提起をしています。
大事なことは、様々な流派、様々なやり方の共通点を見出すことです。
この方法のこの概念になった場合こういうやり方でこういう結果になる。
そんなことを筋力検査法を通してわかりあえるものを作っていきます。
それが今までの経験を通してできるようになってきました。
まだまだ道は遠いですが鍼灸治療の基本概念を一から見直していかないと今後の鍼灸に未来はない。
鍼灸治療は、世間でワーキングプアの職業とも言われています。
何故そうなったのか?
それには理由があります。
その理由を理解すると本来の意味での古典を理解することの妨げになっていると気づいて貰えると思います。
古典は「今」を通して存在しています。
決して過去の記録ではありません。
「今」は今であって過去と未来を含んでいません。
過去と未来をいくら調べても何も結果は生まれない。
それが人間の身体です。
私もまだまだですが、「今」を追求して本当の意味での現代語訳の古典を作り上げていこうとしています。
そんな考えに賛同して頂ける方は是非勉強会にご参加下さい。
これからも様々な実験を通して治療の技術を向上していきます。
日々進化し続けています。
それは最新の脳科学ともリンクします。
脳科学がやっと少しずつ「今」を理解しつつある学問になってきたからです。
筋力検査法は過去と未来を超えた今を理解する唯一の方法です。
最新の治療を理解して頂くためにもZOOMのビデオ会議と勉強会への参加をしてください。
次回の専門家対象の勉強会は3月20日です。
基本的に有資格者対象の勉強会ですが、知識を超えた実感がありますので学びたいと思われる方はご連絡下さい。
これからも科や流派を超えた方々にお集まり頂き有意義なものにしていきたいと思っています。
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