身体は常に影響しあってます。
顎関節症なんてそのもっとも顕著な症例ですよね。
顎は頭がどの位置にあるのかを検知するバランサーの役目をしています。
口の力を抜き顎を噛み締めないようにして身体を後ろに倒してみて下さい。
顎も後ろに動きませんか?
前に倒せば前、右なら右、左なら左という形で動きます。
もしこの動きが悪いと顎関節症になる可能性が大きくなりますよ。
右に顎が動くと頭が右に倒れてますよ~っていう信号が脳に流れる訳です。
左なら左、前なら前という感じで信号を送っている訳です。
静止した位置で頭の位置が右に傾いていれば顎も右に傾きます。
つまり顎が右側にロックされているということです。
これは右に傾いていることが真っ直ぐだと脳が誤解している訳です。
気づかずに身体が右に傾いていたら顎も右側に振られてしまいます。
痛みがあるのは顎ですが、原因は右側に傾いていることが真っ直ぐだと誤解している脳神経系
の問題ということになります。
だから顎だけを一生懸命治しても良くならない。
首だけを真っ直ぐにしても治らない。
顎関節症の治療では夜間にマウスピースをはめる方法が一般的です。
しかし、原因が全く違うので気持ち悪くて仕方がない。
というような症状になってしまうということです。
そりゃ~治りませんわな~。
大事なことは真っ直ぐを真っ直ぐと認識させることです。
真っ直ぐになったら良い訳ではないのです。
ここが他の方法とは違います。
勉強会ではそれを実感してもらえると思いますよ。
4月は16日です。
是非実感してみてください。
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