今日はかなり日常的なことを書いてみます。
ちょっとしたことなんですが、ゴミ箱の蓋をあける時に手であけていました。
その理由は、以前使っていたゴミ箱は足で開けるタイプなんですが、
ヒンジのところが壊れてしまい、手で開けなければならなくなっていた。
それが長時間続いていたんです。
新しいゴミ箱に変えてから数年たってます。
なんと最近まで手で開けていました。
新しいゴミ箱は足で開けられるということを知っていたにもかかわらずです。
今では古いゴミ箱になってきましたが、実は足で開けられるタイプだったのです。
なぜ足で開けられるのに手でしかあけなかったのか?
これってちょっとショックでした。
思い込んでいたんですね。
手でしか開けられない!!
って思い込んでしまっていたということです。
こんな些細なことなのですが、医療の世界でも同じことが起こっています。
肩を緩めるのに揉まなければならない。
ストレッチしなければならない。
そう思い込んでしまっているだけということに気づいて欲しいと思ってます。
鍼なら深く刺して長く留めておかなければならない。
なんて思い込んでいる訳です。
そんなことする必要なんて全くないのにです。
世間がやっているとそのようにしなければならない。
と勝手に思い込んでしまう。疑いを持たない。
これがホントに技術を劣化させてしまっています。
教えられることに慣れきっていると言った方が良いのかもわかりません。
教えられたことしかできないなんて・・・。
人間って習慣を作ってしまうとそれしかできなくなってしまう。
何度も言いますがホントに不思議な動物なんです。
頭が良いからなんでしょうね。
覚えることが得意だと賞賛されるからだと思います。
小さい時からそういう教育を受けてきた訳です。
慣れきっているのでそれにすら気づかない。
習慣を断ち切る為には自分の身体の動きを変えることが大事です。
精神的に変えようとしても無理です。
動物ですから動きを変えなければ思考は変わらない。
そのことに気づかないといつまでも居ついた状態は変わらない訳です。
それが病気を作ってます。
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