皆さんは、車で橋の途中で止まっている時に揺れを感じた経験はないでしょうか? 橋が揺れるのは、崩落する前兆ではなく、風等の外力を吸収する為にワザと揺れるように作っていると言うことです。 長い橋を頑丈に作ってしまうと、外力が蓄積して崩落してしまう可能性があるからです。実際にアメリカでは頑丈に作られた橋が数ヶ月で崩落したという歴史があるそうです。 人間の身体も一緒だなと思います。突っ張って硬くなっていると力が集中して崩れます。強固になろうと思えば思う程、崩れる可能性が高くなります。 身体を観察していると、一定の方向に揺れるように作られています。特に足は顕著です。 「柳に雪折れなし」と言われるように力を逃がす必要があったからだと思います。しかし、全てを緩く作ってしまうと立つことさえままなりません。 どこをどんなふうに力を逃がしているか? これを考えると本当に面白い結果になりますし、怪我の構造もわかってきます。 ホントに人間の身体ってうまく作られているなぁ~と思います。
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