打撲して、たぶん肋骨骨折していた方

医療って大事です。

判断することは重要なことです。


どうなっているのかを知ることはとても大事です。

だから病院へ行って検査をする訳です。


検査して何がどうなっているのかがわかったら、自己治癒させる何かを模索して欲しいな~。

自分の身に起こった訳ですから人任せにしない方がいい。

そう思います。


以前腰をいためて整形外科に行ってみると湿布、痛み止め、電気治療

このようなスタンダードな治療をされ、何の変化もないという経験のあった方です。

スタンダードな治療で良くなれば良いのですがね。

それで良くなれば何の問題もありません。


その方が転倒してあちこち打撲して胸部も打った。

以前の経験があるので、たぶん肋骨骨折だろう。

でも病院での処置はないし・・・。


そう考えて当院へ来られました。

来院されて調整をすると痛みがどんどんとれていく訳です。

腫れていた手の指も曲がるようになって腫れがひいてきました。

って報告してくれました。

痛みがなくなっていくから来たくなるそうです。

直感でそう考えてこちらに来られた訳です。

たかが肋骨骨折と思っているかもわかりませんが、身体の動かし方で治り方は人それぞれです。

ものすごく時間のかかる人もあります。

この方のように数日で痛みがとれてしまうこともあります。

痛みがない方がかばう動きにならないので、将来への負担も少なくなります。

そんなのあきらかですよね。


科学的な方法でなくても効果は出せます。

科学的な方法だけが正しいみたいに考えていることが拘りです。

しかし、鍼灸をひとくくりにしても駄目です。

誰がやっても同じ効果を出せるかといえば無理ですからね。

キチンとした考えがあります。

それをしないでただ闇雲に針を打っても効きません。

当たり前です。

鍼治療ってそういう治療ですからね。

本当は鍼治療だけじゃありません。

他の治療も全て同じです。

間違えないでくださいね。

誰がやっても同じ結果にならない。

だから科学が入り込む余地がないのです。


それじゃ~再現性がないって?

それは違います。

キチンと手順を踏めば再現性があります。

ただし、術者の能力に委ねられます。


医療に科学的手法が入ってきてがんじがらめにされているので医療そのものが大らかでなくなった。

これは悲しいことです。

幅がなくなった。

これって駄目な治療家を作っているということです。

もしホントにそうなったらロボットで良い。

人間がする必要はないのです。


顔が違うように人それぞれです。

絶対に同じにはならない。

それを見切る能力があれば再現性は普通にでます。

術者の能力の差を考慮しない医療がエビデンスの治療と言えます。

平均値です。

既製服で全ての人に対応できますか?

太い人も細い人もある。

もしサイズは合っていても似合わない。

手の長い人短い人もあるからです。

形が様々に変わるから面白い訳です。

エビデンスだけが正しい信じ込むことは、同じ色で同じデザインの軍服みたいな服を作るようなものです。

なんかちょっと怖い。


ある意味医療は職人芸です。

能力に差があって当たり前です。

なぜ、それを放棄しようとするのか?


それって医療が業界全体としてお金を生み出すからだと思いますよ。

医者が悪いんじゃない。

薬剤師が悪いんじゃない。

莫大な資金の恩恵には授かっているとは思いますが・・・。

スタンダードな治療が絶対正しいとし、医者になぜ治らないのかを考えさせない教育をすれば医療業界は安泰です。

次々と薬を消費してくれますからね。

莫大な資金を生み出し続けてくれます。

陰謀論とか言っているんじゃないですよ。

冷静に考えたらそうなるからです。

だから医療を輸出するなんて考えになる訳です。

日本は医療の実験対象になり国民は、そのスタンダードな形を作ったんだと思いますよ。

真面目な国民ですから上手くいったようです。


鍼灸の治療は唯一エビデンスに縛られない幅のある治療なのです。

それを幅の狭い治療に鍼灸師自体がしようとするのは鍼灸の衰退でしかないと私は思います。

もっともっと大らかになって良いのではないかなぁ~。


御薗治療院

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