オスグッドって成長痛と言われて膝のお皿の下が腫れてくる症状です。
スポーツをやっていて起こることが多いのですが、激しいスポーツをしていなくても起こることがあります。
何故膝にしか焦点を当てない!!
これは本当に不思議で仕方がありません。
そんなことしか考えないから治らないんだよ!!
って言いたいですね。
オスグッドは大腿四頭筋と呼ばれている大腿の前面にある筋肉の問題で起こる。
とも言われています。
確かにオスグッドの子は大腿四頭筋が緊張しています。
それじゃ~オスグッドの子しか大腿四頭筋が緊張しないのか?
って問いかければ答えはでます。
そんなことありません。
また膝の使い方と言いますが、それだけでも問題は解決しない痛みの子が結構います。
足の使い方を変えると確かに痛みは緩和します。
これは事実です。
ただ、そんな簡単な症状の子はちょっと視点を変えれば簡単に治ってしまう。
問題は足の位置が何故悪くなっているのかに焦点をあてるべきです。
ある子は胸鎖乳突筋や大胸筋、上腕二頭筋等の緊張で痛みを起こしていました。
実は問題は筋肉だけではなかったんですがね。
これがわからないと胸鎖乳突筋だけ緩めても問題は解決しませんが・・・
なぜそんなところの異常が膝に影響するのか?
鍼治療ですが身体の構造と動きをよく観察すれば答えは見えてきます。
それに気水血弁証や八綱弁証、衛気営血弁証と言った区分けをして問題を明確にすると少しの刺激で大きな効果を得られます。
構造だけの問題でも良くならないんですよね。
でも動きは大事です。
鍼灸師は動きについてよく観察していない。
もっともっと観察して構造を把握すべきですね。
そうするともっともっとレベルが上がります。
治せないものを治してこそ治療の醍醐味を味わえるのにエビデンスを訴えて自分達で自分達の首を絞めている。
ほんとにこれでいいのかなって思っています。
もっと自由にもっと大胆にしかももっと正確に!!
それを目指していこうと思われる方は、テレビ会議への参加してみてください。
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