正しく立つことは揺れること

正しく立って歩く


これができれば基本的な運動は全てできます。

しかし、若いスポーツ選手でもこれができてない人が多い。

というかどんなふうに立っているのかを理解していない人が多い。

正しく立つことは静止することではありません。

そして正しく立つことに一定の形はありません。

人それぞれ微妙に違います。

違いがあるから治さなくて良いのではなく、違いを感じることです。


人間にとっての静止は揺れることです。

動物ですから常に動いていなければなりません。

立っていることも同じです。

歩行も揺れながら太い軸を作っています。

細い線ではありません。

中心に色濃い軸という表現をした方が良いかもわかりません。

中心も常に揺れてます。

パッと見た目は線、よくみると太い線、さらにみると中心に色濃い太い線

その太い線が部分的に細い線になっているところがあります。

動いていないところです。

これが異常部位です。

揺れの振動が少ないところが異常部位です。

その揺れを感知することが治療につながります。


様々な理論があります。

これが正しいとか間違っているとかいいます。

でもこの揺れを見つけなければ本当の治療にならない。

投薬して揺れがでてきたら効果的です。

投薬して部分的に揺れがなくなったら副作用です。

投薬して部分的に揺れがでてきたのに他の部分が揺れなくなったら次の問題がでてきます。


鍼治療でもテーピングでも手技でも同じです。

違いはありません。

なぜ刺激の質にばかりこだわるのか?

なぜやり方ばかりにこだわるのか?


それは揺れを感知しようとしてないからです。

身体の揺れを感知できたらそれを正常に戻す刺激を考えればいい。

見た目に真っ直ぐ立てない人は無理に真っ直ぐ立つ必要はありません。

少し位置を変えてみるだけで十分です。

無理やり変えると反発が起こります。


御薗治療院

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