昨日はテレビ会議システムで勉強会をおこないました。
とても有意義な時間を過ごすことができました。
人の前で話しをするというのは、人に何かを伝える。
ということに違いはありません。
しかし、一番勉強できるのは自分自身です。
人に何かを伝えるためには、伝えたいことをくまなく調べ尽くしている必要があります。
ここは誤魔化しのきかない部分です。
日本人は恥の文化があるので恥をかくようなことはしない教育を受けてきたせいか、完璧にやってからしか人に伝えられない。
と思っているようなのですが、完璧はありえません。
できるだけ完璧にしようと思うことは大事ですが、完璧は絶対にありえません。
ならばどんな人がどんなに力を尽くしても必ず穴がある訳です。
完璧に見えている人の話をしている人であっても内心は、調べ尽くしていないところがあると知っています。
つまり同じ条件なんです。
できる人とできない人があると思っているのは自分が勝手に想像して思っているだけです。
できているように見えている人でも実は全然できていない。
ということですね。
条件は同じなので人前で話しをすることを何度も積極的にやったものだけが、その穴を埋めることができます。
だったら話しをするべきですよね。
私は、26歳ぐらいから大勢の人前で話しをしています。
話しをすることに慣れたというのもあります。
しかし、人前で話しをすることで自分自身の不甲斐なさを嫌という程思い知らされる経験を積んだ。
ということなんです。
決して話しがうまい訳ではなく、穴を埋めていった経験が人よりあるということですね。
若い先生達には、是非この経験を積んでいって欲しいなと思っています。
これが未来につながります。
そして今の自分を明確に知ることができます。
緊張感の中に身を置くということです。
今後はそんな勉強会にしていこうと思っています。
頭でわかっているだけではなく身をもって知って欲しい。
それが願いです。
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