身体を動かしてと言った後の対応の仕方によって治り方に違いがあるんですよね。
例えば足を動かしてください。
と言います。
足は動かしてもらうのですが身体も一緒に動いてしまいます。
これは何度も書いている代償運動という動きです。
足が動かないのを自分の脳は常に知ってます。
動かす前から知っている。
これが事実です。
自分は無意識でわかっているのに動いていると誤解します。
これが頑張るということです。
わかりますか?
頑張るというのはできないことをできると思って行動することです。
できないことを認めてできるようにしているのは頑張っていません。
楽しんでいます。
そこには人との比較がありません。
純粋に自分と向き合ってます。
対象は他人じゃない。
自分と向き合ってます。
できないからやろうとしているだけなんですからね。
やっていることが楽しいんです。
できないことを無理にできていると見せかけることじゃない。
そう考えてくれるとできないことは楽しいことだと理解してもらえます。
できるようになる楽しみだけじゃなくできないことを楽しめる。
釣りに行く人がよく言うのは釣りに行くより今度はこんな場所でこんな仕掛で釣ってみようと試行錯誤している時が一番楽しいといいます。
ホントにそうだと思います。
脳(無意識)はそれを知っているから見た目だけ足が動いたように見せかけます。
これが代償運動です。
代償運動の意味がいかに重要なのかは本人は気づきません。
なぜならそれが自然な動きだと誤解しているからです。
この誤解を何とか解消したい。
そう思いながら説明をします。
少しだけ動かしてもらいます。
やけに動きが悪いことに気づきます。
絶対に無理やりあげないように・・・。
そう説明するとやっと足があがらないことに気づきます。
そうなんですよね。
足は最初からあがらないんですよ。
ほんとや~!!
って気づいてくれた人は治りがいい。
しかし、気づかない。
気づこうとしていない人はなかなか治りが悪い。
これに気づいてもらえれば動かしてもらう必要すらなくなります。
動かないことを意識が理解したということです。
それだけでもの凄く発汗したりします。
ここで重要なことは動かしてやろう!!
ではないのです。
ほんとや~。
うごかん!!
と理解することなんです。
この違いわかります?
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