小さく関節を動かすと無駄に動いているのがわかる

首が凝ったとします。

首を回すとゴリゴリという音がでて凝っているな~と自覚したりしますよね。

実際押さえてみても緊張してます。


この緊張ってどこからくるのでしょうか?

基本的に筋肉が緊張しているのは、殆どの場合使わなかったからです。

そして引き伸ばされている。

縮んでいる訳ではありません。

これは何度も書いてきました。

関節位置によってそれがよくわかります。

関節位置を変えないと緊張って変わらない。

でも関節位置が少し変われば簡単に緊張はなくなります。

ほんのちょっと動かすだけです。

大きく動かして筋肉を緩めようと思ったりしたら緩まりません。

ストレッチで運動能力が下がる意味もそこにあります。


縮んでいるから解きほぐす。

って考えてるとどれだけやっても緊張は緩まない。

緩んだと思ったらまた緊張する訳です。


例えば左の首の上部が緊張していたとします。

これは何が起こっているのか?

ゆっくり小さく首を動かすとその意味がよくわかります。

首の上部を左へ回旋しつつ側屈すると(顏を左向いて横に倒す感じ)

緊張はなくなります。

どれぐらい動かせば柔らかくなるか?

ほぼ1度以内ですね。

それ以上動かしても緊張は変わらない。

逆に首の下部が余計に緊張したりしてきます。


僅か1度以内、もしかすると0.1度ぐらいかも・・・。

つまり殆ど動かない。

動かしているつもりぐらいで緩みます。

特に首のように自由度の高い関節はその傾向が強い。


殆ど意識しただけですね。

なぜそうなるのか?

なぜ大きく動かすと緊張するのか?

今まで書いてきたことばかりなのですが、とてもここは重要と考えます。

意識と動きがつながる瞬間ですからね。



明日にしましょう。(^^)/

御薗治療院

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