ある患者さんが運動法を教えたらそれを一生懸命やってくれたそうです。
嬉しいですね。
数回しか診てませんが体調も良いようです。
何かのきっかけでやってもらえたらこんな嬉しいことはありません。
身体を治すのってちょっとしたきっかけなんでしょうね。
ボクシングの村田選手って中学校の時、悪だったそうです。
喧嘩三昧だったらしいのですが、担任の先生にボクシングをはじめないか?
と言われて行ったそうです。
でも結局走るのがしんどいから直ぐにやめたそうなんです。
チャンスはあってもその時は駄目だったんでしょうね。
その後に先輩と喧嘩し、あきらかに勝ったはずなのに卑怯な先輩がみんなに村田が負けたと吹聴したそうです。
それを聞いた村田選手は、そんなことをしていては駄目だと思って、もう一度ボクシングに入門したそうです。
そこからメキメキと頭角をあらわして、今のようになった訳です。
何がきっかけになるかわかりませんよね。
治療もちょっとしたきっかけで本人がやる気をだすかどうかが決まります。
治療所で治してもあまり意味はなく、自分でなんとかしようと思った時になんとかなるもんなんだと改めて思います。
しかもそれはちょっとしたきっかけなんですよね。
それも治療の一つだとするなら、ちょっとは良い仕事ができたかな~って思ったりします。
でもなかなか難しい。
相手をうまく説得できるかどうか・・・。
これほど難しいものはありませんね。
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