なぜ私が治療のスピードと効果を重視するかをお話したいと思います。
これは昨日の話ともリンクします。
物事を頭で理解しようと努める人って意外に少ない。
ということを強く感じるからです。
田舎は特にそうです。
伊勢は都会ではないので田舎なのですが、もっと南の志摩地方の人達には頭ごなしに理論を振りかざしても全く伝わりません。
普段食べている味も甘辛い。
しかし、よく働きます。
朝から晩まで働いている人も珍しくないし、その仕事自体を楽しみにしている人も多いです。
だから身体が動かないというのは、死活問題なんですよ。
そんな人達が多く来られるので、理論をぶちまけても言うことなんて絶対に聞いてくれる訳ありません。
多分都会の人があの地区に住んだら絶対にやっていかれないでしょうね。
そこで少しでも耳を傾けてもらおうと思ったら、それなりに実力行使しないと駄目なんですよね。
時間もない。
言うことは聞いてくれない。
もちろん、表面上は聞いてくれますよ。でも言葉を尽くしてもその意味を理解しようとはしてくれません。
難しいこと言っても右から左へ抜けるだけ・・・。
(笑)
そんな人にも来てもらっていると、来てもらった今だけでも身体の調整をしてなるべくバランスが良い状態にする。
ということが一つの目的にもなります。
訳わからんけど一瞬で身体が楽になるんさな~。
この感覚が大事になってくるんですよね。
そうするとこちらを向いてくれる。
こちらに意識を向けてくれるんです。
そこで子供でもできる簡単な調整法をちょっと教えてあげる。
それだけはやっておいてね。
と言う訳です。
それだけのことでなんか楽になるなぁ~。
って思う人もいてくれます。
もちろん全くやらない人もいます。
そう思ってもらうようし向ける訳です。
それを実感してもらってこちらの言うことを聞いてもらいやすくする。
これが大きなミッションだと思っています。
治療のスピードが早いと刺激をした時点で変化が起こりますから有無を言わせず実感してもらいやすい訳です。
ある意味実力行使ということですね。
もちろんそれだけでは駄目です。
そこからつなげていくことが大事ですからね。
何かを感じてもらえる身体にする。
つまり味わえる身体作りをするということですね。
聞いて貰えなきゃ話しにもなりませんからね。
そのための努力は日々やっていなくてはなりません。
まずは身体の感覚に注意をむけてもらうことからはじめないとね。
いきなり高い階段のぼらせても嫌になって怒ってきます。
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