睡眠薬をやめたら?
って言ってもやめないです。
言うだけ無駄
それと同じようにこの症状には、この食べ物をやめたら?
というのも言うだけ無駄
もちろん健康に良いとテレビで言われて無理に食べている人って時々いますからね。
そういう人は簡単にやめるでしょう。
やめて良いんだ~。
って思っても健康に良いからと習慣的に食べているとやめることに不安を覚えます。
これも人間の心理です。
習慣って結構恐ろしい。
本来食事は楽しむものです。
命を頂くものなんですから頭で考えて頂くものじゃない。
これこれが駄目だから食べてはいけません。
これも駄目、あれも駄目というとダメダメ星人になってしまいます。
そういうと隠れてこっそり罪悪感を持ちながらも余計に食べたくなります。
それが人間の心理ですよね。
減らすというのも同じです。
やっぱり満足させなきゃならないんですよね。
その人の思いを満足させてあげる。
これが大事なんだと思います。
しかし、それをどう満足させながら変えるか?
これが食事指導の一番の問題だと思います。
自然にその人にとって良い食事をできるようにすることはとても大事です。
でもそれは口で言っても絶対にできません。
感覚が戻ってくると食べたくなくなる。
これが大事なんだと思います。
食べたくなくなったら、自然に食べません。
欲しいと感じなくなります。
睡眠薬も眠れたら欲しくなくなります。
そのためには身体に正常な感覚を植え付けることが大事だと思いません?
つまり何が自分にとって本当に美味しいと感じる食事なのか?
何が必要で何が不必要かを感じさせるということが一番大事だと思うのです。
そのためには自分の身体の感覚を研ぎ澄ますことが一番重要になってくると思うのです。
その人にとって悪い食べ物であったとしても「ああ~美味しい」と思って食べると悪くないものに変わっていくこともあります。
でも美味しいと感じてなくてただ習慣として食べている人が多いと思います。
甘い物を習慣的に食べる人やジャンキーフードを習慣的に食べる人。
やめなさいとはいいません。
味わってください。
本当に必要かどうかを感じてください。
バクバク食べないで味わってみてください。
必要だと思ったらやめなくていいです。
不必要なら感覚が教えてくれます。
たいていは、身体が疲れた時、甘いものを食べて「ああ~美味しい~」って感じたからそれが習慣になった。
というのが多いと思います。
これって意外に心理と関係があるんです。
物理的なものじゃなくそう思った時の感情と比例しているようにも思います。
感情がもの凄くイライラしている時に甘いもの食べたらちょっと落ちついた。
という人もいるでしょう。
何がどうなっているから良いとか悪いとかという理論をいくら人に話しても心の底から腑に落ちる人はいません。
頭では思うでしょう。
でも身体と感覚は違いますよ。
不味いと感じたら、知識はなくてもやめます。
それが人間です。
食事指導をして身体や検査数値は良くなったとしても、心が満足していなければその食事指導は間違いです。
今は制限という名のダメダメ星人を作る理論が多すぎる。
だから知識は感覚を絶対に超えないのです。
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