腰痛でこられた患者さんが面白いことを言ってました。
鍼に薬でも塗ってあるんですか?
っていうんです。
(大笑)
それぐらい一気に痛みが抜け落ちたのでビックリしたみたいです。
どんな痛みでも原因はあります。
しかし、こういう形で痛みが楽になると狐につままれた感じになりとんでもないことを言ったりします。
もし薬が塗ってあったとしてもこんなに早くは効きませんよね。
もちろん、例外的な痛みの人もいます。
これだけの効果があったから全て治せるかというとそうではありません。
ただ痛みは軽減します。
痛みが楽になるとこちらのいうことをある程度聞いてくれる可能性がでてきます。
ここからが本当の治療です。
痛みをとることは治療ではありません。
今までやったことのない動きをちょっと心がけてもらう。
これが一番重要なことなのです。
動きが精神を作ります。
難しいことを言ってもやってくれる人は殆どいません。
だったら痛みを取ってちょっとでもこちらのいうことを聞いて貰えるようにする。
というか、自分の身体に注意をしてもらうということが何よりも重要なことだとわかります。
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