少陽病の例です

少陽病の例

少陽の反応が筋肉に入っているのを観察しました。外腹斜筋、腹直筋、腹横筋、大腰筋、小腰筋、多裂筋にも反応がありました。リンパ管系にも入っていました。腹部を中心に「水」と「熱」の反応もありますが、少陽の部位と同じではありません。 つまり、少陽と「水」「熱」は重複してお腹の周囲に存在しますが、同じ場所にはないということです。 あえてどんな病名の方なのかは伏せますが精神性の疾患とだけ書いておきます。 お腹に反応があるので、食欲にも影響すると思います。薬のせいかもわかりませんが、多裂筋にも入っていることから腰や背中にも影響している予測できます。 一般的には六経による診断と西洋医学の解剖学的なものとは一致しないとされますが、どのあたりに影響しているかは推測することはできます。当たっている当たっていないは別として刺激してみて、それに変化があるかどうかを観察し、その結果で類推できる症状が残るか消えるかという判断をしていきます。 また、身体の動きや圧痛を観察することで症状だけでなく総合的に判断することができます。刺激を行って、それらがなくなっていれば、正しいと判断できます。 症状はなくなっても、違和感が

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少陽病の例の一部です。

単なる風邪、されど変化すれば、様々な症状を引き起こす。

風邪は万病の元というのはこういう現象からなんだろうなと再確認できます。


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