昨日は母指と肋骨の話しを書きましたが、肩関節や肘関節は、母指と体幹の間にある関節です。肩だけ異常で母指や肋骨が異常でないということは考えにくいです。 母指と肋骨がつながっている可能施がある訳ですから、当然、肩も関係あるはずですよね。 痛いのは肩であっても、他の部位と常に関係をもちながら痛くなっているということです。 慢性的な痛みは、なぜ慢性になるのか? 本当に慢性の痛みは徐々にしか良くならないのか? ちょっと考え方を変えるだけでも大きな違いがあります。 実験 椅子に座った状態で、手を横にだらっとたらします。 この状態で肩を外側にひねってみてください。 その時に大事な注意点があります。 手の指先や手首を全く動かさない。回転させないで肩だけを回転させてみてください。 当然、肘も動かさないでください。 できそうでできない動きだと気づくはずです。 しかし、何も問題がなければ本来はできて当たり前です。 これは肩関節の外旋のみを行うということですが、ほとんどの人は肩関節を外旋する時に、手首を動かしてしまいます。 又は手の指先を開いてしまいます。これは、明らかに代償運動です。 なぜ、そんな動きをして
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