身体には隙間が必要です。
心も隙間が必要です。
箱の中身が一杯なのに無理に何かを押し込もうと思ったら箱が壊れてしまいます。
病気ってそういう状態なんだと思います。
一杯一杯で仕事をしたとしましょう。
なんか効率が良いように思いますよね。
しかし、これって若くて体力のある時にはできますが、年齢と共にできなくなります。
常に隙間を作っていないとギリギリで生活しているとちょっと何かが狂うと一気に限界を超えてしまいます。
限界を超えそうな雰囲気に見えて余裕があるっていう方法は隙間を作っている。
つまり意識して隙間を作っているということです。
隙間があったらもったいないような気がしますよね。
しかし、隙間がないと物は入りません。
どうやって隙間を作るのか?
捨てるしかないんです。
捨てないと物は入りません。
考え事もそうです。
一回リセットしないと考えは入りません。
考えを維持したまま何かを入れようとするから入らない。
忘れてしまうことができないと覚えられない。
簡単に忘れてしまうようなことは覚えていても仕方がない。
治療のために色んな知識を増やしました。
しかし、簡単に忘れてしまうことばかり・・・。
忘れてしまうことならあまり重要ではないということだから忘れるようにしています。
どんどん吸収してどんどん忘れてしまう。
そうするといつのまにか大事なものだけが残る。
大事なものは変わらないものです。
色々学んだけどこれは最初から終わりまで変わらないな~。
っていうのが大事なものです。
それを基本に考えていると隙間が勝手にできます。
心にも余裕ができます。
欲張って色々覚えようと思うと大事なものまで忘れてしまいます。
だからどんどん忘れる。
忘れる練習をすることが隙間をあけるということです。
関節がガチガチになっている人は力を入れる練習ばかりしています。
力を抜く練習はしていない。
だからガチガチになる訳です。
止めれば良いだけです。
それがなかなか手放せない。
これが問題です。
覚えていようとばかりすることで過緊張になる訳です。
年とると記憶力も落ちます。
だから必要なことしか記憶しないようにする訳です。
とってもシンプルな生活になると思います。
0コメント