痛みが楽になってくると痛む場所が移動することがよくあります。 腰の右側の痛みがあったのに、調整が進むと中心によってきたりすることがあります。 この状態になると、痛みはあっても、それまでの痛みとは違ってきます。 身体からの信号は動かせそうという信号に変わります。 耐え難いような痛みは、動かそうと思っても動きません。この状態は下手に動かさない方が良い状態です。 ただ、この状態でも全く動かさないのは、痛みを放置することになるので、僅かには動かしていた方が次の段階につながります。 しかし、痛みが移動してくると耐えられる痛みになってきます。 こういう時は、思った以上に動かせます。 この状態になると動かした方が楽になります。 痛いから悪いのではなく、痛くても動かせる状態なら治る気がしてくるのです。 痛みと心理状態というのは密接に関係あります。 怖くて動かせない状態と、痛くても怖さが消えてきた状態というのは、同じ痛みでも全く違うので、どんどん動かした方が楽になってきます。 人によってその感覚は大きく違います。
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