膝の痛みは何を目標にする?

膝の痛み2

昨日の続きです そこで全身を観察してみると、左鎖骨内側から第一、第二肋骨の問題がありました。問題は絶対に痛みのある場所だけではないからです。 上部胸椎も異常があるので上部胸椎が左へ回旋しにくいのを観察できました。 経絡で言えば、腎経や胃経が通るところです。 膝の問題に対して、上部胸椎の回旋異常は、よく起こる部分ですが、このあたりには、心臓から出た大きな動脈があります。左と右で少し形が違いますが、左は総頚動脈と言って、首の外前側を通る動脈があり、脳に栄養を送っています。 そういう意味では左鎖骨内側部というのは、脳への問題を起こす何らかのきっかけにもなる可能性のある部分です。 歩行時に左足を前に出した時には上部胸椎は左へ回旋運動をしなければなりません。もちろん、上部胸椎だけではなく下部胸椎も腰椎も左回旋することで左足をあげて右足で踏んばる動作をしています。 上部胸椎が左回旋できないことによって、全体的に回旋不足が起こり、その力をどこかに逃さないと駄目になり、その力の逃げ口が腰であったり膝であったりするのです。 膝の痛みがあって、足首にあまり問題がない場合、上部胸椎の異常による膝の痛みが問題

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ケースバイケースです。

これさえ目標にすれば良いという考えでは問題は解決しません。この例の場合は、それで良かったということです。

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