足で風邪ひくなんて言ったらきっと馬鹿にされます。
しかし、そういう風邪の反応が最近多いんですよね。
足のリンパ系の風邪なんです。
筋肉でもなく、骨でもない。
リンパ系にのった風邪みたいなんです。
元々は普通にひいた風邪だったんだと思います。
しかし、一般的な風邪症状が治ってから足だけでに残ったり手だけに残ったりする風邪ってあるみたいです。
風邪で一番の症状は炎症です。
炎症が関節や筋肉に起こることはあります。
インフルエンザの時も筋肉痛が起こったりしますので風邪と筋肉痛は無関係ではありませんよね。
それらが完全に排泄されず残るとしたらどうでしょう。
炎症反応とまではいかないけど、その残像として身体の反応として違う症状となって残る。
というようなことがあり、それが引き金になって様々な症状を引き起こすということがあります。
足のシビレを訴えていた方ですが、反応を診てみると足のリンパ系の風邪でした。
肩凝りや首の痛みもあったのですが、片側の足だけを手で触れると肩も首も楽になる。
つまり足から肩首にも影響があったということです。
シビレの場所は足先ですが、この反応は下腿部です。
触れてみると皮膚までパンパンに腫れてます。
筋肉の張りではなく浮腫で腫れている状態です。
見た目に凹む程浮腫んではいないのですがあきらかに緊張してます。
そこで術者によって見方の違いがあらわれます。
この緊張を筋肉の専門家が診ると筋肉の緊張だと捉えます。
私のように骨、膜、腱筋肉、神経、血管、リンパ、皮膚とわけても考える術者の場合、筋肉の緊張ではないと捉えます。
そこで大きな差がでてきます。
これが術者によって起こる見方の差です。
筋肉の緊張だと思って調整するとうまくいきません。
もちろん筋肉が緊張していない訳ではないのです、循環不良を起こして筋肉は圧迫されて緊張しているという感じですね。
こういう症例の場合少し厄介です。
的確な治療を少しずつ行わなければ絶対によくならない。
調整すると楽にはなってもまた元には戻ります。
なぜリンパが循環不良を起こしたのかを考えていく必要があります。
時間と共に安定しないと、その異常が捉えられないことも多々あります。
多くはホルモン障害であったり自立神経障害であったりします。
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