ゆっくり小さく動かすと意識を集中させなければできない。
ということがわかってもらえたと思います。
天枢穴を意識する腹式呼吸は片側の回旋を引き起こし腰痛予防にもなるということも実感してもらえると思います。
やり方によってはかなりの効果がでます。
肩の力も抜けるので足腰の強化にもつながります。
腹部穴呼吸とでも名付けようかな~。(笑)
また天枢穴を意識した腹式呼吸で左右差がある場合、天枢穴が腫れている側が回旋運動しにくい。
ということがわかります。
自分のお腹を見てください。
おへその横が右と左で高さが違うのがわかると思います。
右の天枢が膨れている場合、腰椎は右回旋運動ができにくいというのがわかります。
常時左回旋しているという意味です。
多分左背部はそれに伴って盛り上がって緊張していることが多くなります。
そして右天枢を凹ませるとおへそが左に寄っていくのがわかります。
つまり代償運動している訳です。
腫れていない側は代償運動しないのでおへそが右に寄ることはありません。
経絡上は胃経という胃に関係した経路ですが天枢穴は大腸の墓穴と言って大腸の代表点となっています。
つまり大腸の調子がここにあらわれてくるということを東洋医学では言っているのだと思います。
それが本当かどうかは別として、腰の運動には関係するだろうということが、この実験結果からよくわかります。
わかりにくいと思った方は、大きくやり過ぎです。
殆ど動かないぐらいで良いので天枢穴を僅かに凹ませる(1mm以下)と思ってやってみてください。
そんなところが影響あるのかと思う変化が出ると思います。
便秘を起こしている人は、腰椎の回旋運動が落ちていますので、この呼吸法は便秘の人にも効果がある可能性があります。
あくまでも可能性ですが、動きにくいところを動かすと便秘が解消されなくても調子はよくなるはずです。
やってみてください。
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