テレビでリウマチの新薬のことをやっていました。
この薬をすすめられたリウマチの患者さんもいましたが拒否してました。
レミケードという薬ですが、劇的に良くなるようです。
あの痛みから逃れられるのなら、使って痛みから解放されたいですよね。
その気持ちはよくわかりますが、副作用が過小評価されていると訴える医師もいます。
レミケードはTNF-α阻害薬と呼ばれ、炎症反応を伝えるTNF-αを、伝える前にこれと結合して伝わらないようにする薬剤で炎症は抑えられますが、傷ついた細胞が増え、肺の細胞などに蓄積し、重篤な病気を起こす可能性が否定できません。
まあステロイドと同様に炎症を抑える薬ということでしょうね。
点滴で2時間かかるそうなので、薬を飲めば良いという訳でもありません。
免疫反応を強烈に抑制してしまうので、やはり癌にもなりやすくなる可能性はありますよね。
副作用は肺炎を筆頭に様々な病気が書かれています。
薬を売っている販売員の方は数年前までは、レミケードはワンクール使用すれば効果がずっと続くと言っていたそうです。しかし、現在は、やめると症状が再燃すると言ってます。病気を根治させるものではないことを患者に説明するように注意書きされています。
新薬ですから今後の展開によって、どのように変化していくかわからない薬剤だということです。
つまりまだ年数があまりたっていないので即効性があり、良く効くけど副作用については、まだまだわからないということでしょう。
でも普通に考えて免疫を強烈に抑制する訳ですから、タダではすまないと思います。感染症から肺炎も起こりやすくなる訳ですからね。
当然なんの病気に罹ってもおかしくないんじゃないかと思いますが・・・。
NHKのその番組では80%の治癒率みたいなことを言ってました。
ホントにそんなこと今の段階で言っていいの?
NHKさん!!
って思いますね。
気軽に使って、副作用がでれば重篤な症状になる可能性もないとは言えません。
副作用が出て専門病院に相談しても、その病気に対しては、大きな病院にまわされるだけで、きっと使用を中止することぐらいしかなく、新しい病気との闘いになるだろうなと思います。
こういうのってホントに治療していると言えるのかどうか?
一時凌ぎも命がけですね。
もちろん数年使用して痛みから解放されたという人もいるようです。
そんな人であっても今後の副作用がどうでてくるかは誰もまだわかっていない訳ですからね。
それが新薬ということです。
それでも今の痛みから解放された方が良いと考える人はやってみる価値はあるのかもわかりません。
そういう症例の蓄積が次につながっていく訳ですからね。
犠牲は必要ということなんでしょうね。
きっとそう考えているんだろうなと思います。
痛みから解放されて、穏やかな生活ができれば、リウマチの患者さんにとっては大きな福音となることは間違いありませんからね。
ただ知識としては、こういう知識をもっていた方が良いということです。
レミケード 副作用 過小評価
でググってもらえれば、専門医の見解もいくつかでています。
NHKが放送したからという理由だったり、専門医にすすめられたからという理由だけではなく自分でもよく調べて使用した方が良いと思います。
全ての薬はそうなんですが・・・。
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