パソコン通信という言葉すら知らない人も増えてきたのではないかと思います。
私はパソコン歴だけは長いので、インターネットの前にパソコン通信の時代があり、利用していました。
一つの企業が一般の電話回線を利用して、サーバにアクセスし、通信をするというシステムです。
インターネットのように横のつながりはありませんでしたが、当時は、それでも凄いことだったと思いますし、かなりの情報を交換することができました。
もちろん、通信時間は、もの凄くかかります。
殆どは文字データのみです。
なのでかなりマニアックな内容が横行していました。
その頃は携帯電話も普及していない時です。
それでもチャットの機能もあり、パソコンマニアの中では、かなりの情報交換がされていたと思います。
その中でも特定の個人にメールを送る機能があり、私がはじめて知った時、これで世の中が大きく変わると予感しました。その当時はFAXが主体で、手書き文字でFAX通信というのが当たり前の時代でしたから画期的なことだと思った訳です。
そして、その予感は、的中しました。メールやチャットのない通信なんて考えられませんよね。
しかし、その当時、FAXで満足していたユーザー達は、メールの機能のことを話ししても、誰も相手にしてくれませんでした。
全くの無視でした。
昨日も投稿したように、科学が発展する為には、必ず多くの人が議論する必要があります。一般の人も巻き込んで議論する。うわさ話でも何でも良いので、うわさする人がでてこないと、どんな良い技術でも進化はしないということです。技術だけあっても何の価値もないんだと思います。
うわさをしていると自然に科学技術が発展する。
そこで経済が動く。
いまやインターネットがない時代に戻れと言われても無理でしょうね。
銀行での決済等もインターネットがなかったらできない訳ですからね。
それだけ考えても莫大なエネルギーを消費している訳です。
経済がたちゆかなくなったら、どうしようもないというのがよくわかります。
それでも、そうなったらそうなったで、生きていくんだと思いますが、やっぱりこの便利な世の中は変わって欲しくないというのが、大半の人の願いなのではないかと思います。
それに伴って人々の価値観が変わってきたように思います。
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