元気(原気、真気)と呼ばれている気が低下する場所を見つけると、痛みの場所が悪い訳ではないということがよくわかってきます。
手首の痛みを訴えていた方ですが、見た目元気がない訳ではありません。
部分的に胸の右中心部に宗気の低下、あと栄養状態が悪い訳ではなさそうなのに営気の低下が上腹部で認められます。
意外に身体は本人が思っているより疲れている可能性はあるということがわかります。
ところが元気の低下が右側で著しくある。
右側の側面にだけ元気がない。
左側は十分元気はあります。
当然ですが、右の側頸部から側胸部、大腿外側に緊張があります。
つまり右側のどこ触っても痛い。
当然手首も右側が痛い訳です。無関係とは思えない。
元気って、部分的に落ちるんや~。
って思います。
全体的に元気がないという場合と部分的に元気が不足している場所があるという違いはあるけど、同じように何らかの症状が出て全体的に不調にもなるんだと思います。
宗気も関係あるので、うまく呼吸もできていない可能性もあります。
よ~く調べて見ると健側の左足の内側に少陰の反応があります。つまり以前こじらせた風邪が足に残っているってことでしょうね。
それも引き金になっているアンバランスです。
右足は怪我をした経験があります。
そんなことから調整してみました。
だいじなことはどんな状態になっているかを把握すること。
それさえわかれば、どんな方法でも効果が出る訳です。
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