私がどれだけ、強く擦ったり揉んだりしないで下さいね。
と言ってもやっぱりゴシゴシ、ガリガリやってしまう。
それが人間の心理なのかなと思います。
強く刺激してはいけないとも思いませんが、時と場合によります。
筋肉が緊張している部分を社会生活に置き換えて考えてみます。
もの凄く弱っている人がいると思って下さい。
でもただ弱っているだけではなく、力を出し切れなくて弱っている人です。
つまり本当の病人ではありません。
例えばそんな人が、しゃがみ込んで泣いていたらどうしますか?
普通の人なら「どうしたの?」と声をかけて、背中を優しくさすって上げたりしませんか?
そういう状況とよく似ています。
もし、そんな人の頭を蹴りつけて、何ないとんじゃ~。
と言ったらどうでしょう?
反発するでしょうね。
そうしないと駄目な人や状況もあるかもわかりません。
しかし、最初から知らない人をいきなりそんなことはしませんよね。
そうです。
身体も同じなんです。
まず、その人の話を聞くでしょう。
どうしたの?
ってね。
強く緊張している場所も、まずは「どうしたの?」って聞いて上げないと駄目なんだと思います。
つまり軽く撫でてあげる。
弱い刺激をしてあげるということです。
話しを聞いて、ただ同情を誘っているだけの人なら、なにしと~ん!!
って話しにはなるかもわかりません。
なまけとんなよ~。
って言うかもわかりません。
でもそれは話しを聞いた後ですよね。
いきなり痛いからとか凝るからとか、硬いからと言う理由でどなりつけても言うことは聞きませんよね。
きっと身体にも言い分があるんだと思います。
その言い分を聞いてあげることからはじめてみたらどうかと思います。
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