17日に通知させてもらったのですが、昨日で早くも満席になってしまいました。
参加を考えておられた先生方には本当に申しわけなく思います。
また次回も行いますので、興味のある方は是非ご参加下さいね。
お待ち致しております。
前回の勉強会のデモ
前回は、小さな動きの難しさを理解してもらいました。この動きを習得することは、筋力検査のもっとも重要な基礎になります。
大きく早い動きは意識を集中させにくく、極微細で小さな動きは、意識を集中させやすい。
この単純な事実に意外にも気づいてこなかった。
それをあきらかにします。
今回は、足首や手首、首の動きで理解してもらえるようにしていきます。距骨をいじると全身の調整ができると言う方も多いですが、何故それができるのか?
という問題はあまり伝えられていません。手技の方法よりも、そこが一番大事なことです。
また、それを知っていてもできない人がいるのは何故か?
同じことをやっても同じ結果にならない。
わかっているようでわかっていないことが多いと思います。
これを理解することが皮膚張力検査やタッピング検査と言った独自の検査法の習得に役立ちます。
ここまでは復習のような感じです。
これができるようになったら次は気の診断の基礎です。
意識は言葉(単語)を通して身体の動きや筋肉の微妙な変化を誘います。純粋な言葉を意識すると身体は思わぬ変化が起こります。言葉をかけるだけで身体は変化します。
事実なのですが、それは何故かを明確にしていきます。
身体の変化を読みとることで、東洋医学の基礎である気水血や、その影響部位を読みとっていきます。まだまだ発展途中なので、もっと効率の良い読み方があると考えています。
筋力検査で読みとれないものも確かにあります。筋力検査は万能ではありません。
しかし、少なくとも考え方の幅がひろがり、明日からの治療に確実に役立つ実践的手法です。
常にやり方をそのまま教えるということはしません。
考え方や見方の幅を広げてもらって、そこから独自の治療法に発展していって欲しいと考えています。
読みとった情報を元にして、身体に最小の刺激を与えると身体は大きく変化します。
身体は情報で出来上がっています。そのことを知ると無闇に刺激を与えることが如何に無意味なことかがわかるようになってくると思います。
筋力検査は、O-リングテストや胸鎖乳突筋やフィンガーテスト等の検査法だけではありません。あらゆる関節や、その動き、皮膚の動きも対象にしています。
東洋医学における脉診や腹診、舌診や望診においても、筋力検査を使います。
筋力検査という名前から連想するのは、筋力の強弱であったり、緊張、弛緩というものを連想しますが、私が言う筋力検査は意識の変化です。
筋力は全く使いません。
そこが大きな違いです。名前を変えた方が良いと思ってます。
様々な概念の基礎となる身体の変化ですので、医療に携わっている方なら、参考にしてもらえると思います。
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