立ったり座ったりすることは、何度もブログに書いていますが、様々な立ち方があります。
何気なく立っているし、普通の状態なら誰でも立てると思い込んでいると思います。
しかし、それは自分の立ち方にすぎません。
つまり、自分が自分勝手に思っている立ち方ができるというだけです。
普段、無意識に立っている立ち方ということです。
まず、膝を伸ばして立ってみて下さい。
意外にも膝がキチンと伸びていない立ち方をする人が多いのです。
誤解して欲しくないのは、膝がキチンと伸びている立ち方が良いと言っている訳ではありません。
無意識に立った時、膝をキチンと伸ばさない立ち方をしている人が多いので、キチンと伸ばして立ってみてください。
その時にどう感じるか?
これを感じてみてください。
無意識に行っている行動を変える。
それだけでも普段使わない筋肉を使って立つということになります。
つまり運動不足を解消することができます。
長時間立つことが多い方は、膝を伸ばして立つと、それだけで楽に立てます。
膝を伸ばして立つのが正しいからではありません。
動的に変化させたからです。
何度も言いますが、人間は動物です。
動物は常に動いているのが普通です。
微妙な筋肉の動きを使って立ったり座ったり、姿勢を維持したりしている訳です。
そのことを意識しないでいる時間が長いと疲れます。
正しい立ち方ではなく、動的な立ち方を覚えることで、長時間立っていても楽に立てるようになります。
学校教育を受け続けると何が正しいとか、何が間違っているというように答えを一つに決めたがります。しかし、それは人間の本質からかけ離れます。
答えはありません。
正解と不正解の答えは「今」を含んでいません。
正しいものは、ずっと正しい!!
と思い込んでいるから、その時に正しくても未来は間違っているのです。
人間の身体は、常に変化しています。
「今」が正しくても1秒後は間違っているかもわかりません。
正解と不正解を決めたがる人は時間の流れが止まっています。
つまり思考停止している訳です。
思考停止というより感じる力がない。
どう感じるのか?
それがなくなった世界は無機質です。そんな世の中は絶対にありません。
立ち方も同じです。
正しいと正しくないを決めるから「今」という時間が不鮮明になるのです。
「今」身体を変化させてみるのです。
その時にどう感じるかを「今」感じる。
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