椅子に座っているとき、お尻に圧力をかけすぎる座り方をしていると疲れます。
いわゆるソファー座りですね。
これは私が学生の時の3年間、毎日電車で往復4時間、授業で数時間座り続けた時に感じた事実です。絶対にソファー座りは疲れます。
子供の体力が弱っていると言われます。
御薗治療院は、子供も多い治療院です。沢山の子供が椅子に座る姿を見てきました。確かにキチンと座れない子供が増えたと思います。これは体力が弱っているだけではなく、意識が弱っているんじゃないかと思います。
あきらかに家に居る時と変わりのない意識でしか人前で座りません。
やらせてみるとできない子はいません。
家でくつろいでいる姿のまま、座っていれば他人の家では行儀が悪いと言われます。
当然ですが健康状態は良くならない。
ご飯を食べる前の1分でも良いので椅子に座る時、ソファー座りをしないようにしていたら、きっと子供なら数週間で余所の家に行ってもお尻をべったりつけるような座り方をしないようになると思います。
もちろん意識せずにそうなると思います。
たぶん、「あなたの子は、行儀の良い子」だと言われるでしょう。
子供は、そう言われたら、その姿勢を崩さないようにちょっと意識し続けると思います。
毎日1分の時間でもそうなると思います。決して難しいことでも辛いことでもありませんし、口うるさく言う必要もありません。毎日やりことだけです。
私も3年間の最初の2年は、ソファー座りで4時間座っていたのですが、疲れて仕方がありませんでした。だから電車は苦痛以外の何者でもありませんでした。
3年目の1年は、その座り方を全く変えることで劇的な体調の変化に気づきました。
別に頑張った訳ではありません。
頑張らないように意識しただけです。
無理をせず、やや意識するようにする。
ただそれだけです。
2時間座り続けても何の苦痛もないだけでなく、身体が極端に良くなったのです。
これには、ホントに驚きました。
座るだけで、そんなに身体が変化するのかと思う程です。今はそれを効率的に行えるようになりました。しかし、頑張ってやっている訳ではありません。
時々ちょっと意識するだけです。
頑張ってないから嫌にはなりません。
嫌な時はやめたら良いので、絶対にこうでなくてはならないという法則もありません。
自由にすれば良い。
しかし、一定の姿勢をやめる。
実は、秘密はそれだけなのです。
それだけで健康状態は格段に良くなると思います。
やってみたらわかります。
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