話題がとびとびになってしまいますが、椅子から立ち上がる方法は、花粉症などのアレルギー疾患にも有効かもわかりません。
というか、アレルギー疾患の方の左お腹というのは何故か緊張していることが多い。
というか殆どの場合、緊張しています。
以前講演会を東京でやった時、花粉症の人が10人ぐらいでてきてもらいました。
立位で左のお腹を触るとくすぐったいような痛みを全員が感じていました。
そこで全員に数秒間の調整を行うと一瞬で、その場にいる方全員のお腹の緊張がなくなってしまいました。時間は全員で10秒ぐらいだったと思います。
確認している時間の方が圧倒的にながい。
花粉症やアレルギー疾患がなぜ起こるかということより、そういう疾患をもっている人の特長を掴むという事が大事です。
もちろん、左腹部の緊張があっても花粉症はないという方もいます。左腹部の緊張がなくなると花粉症が直ぐになくなるという訳ではありません。
状態は何度も変化を与えなければ良くならないこともあるからです。
だから、絶対的な対応関係ではありませんが、花粉症の人は、その特長があるということです。
その特長から考えて、常に左腹部の緊張がおこらないような生活習慣を身につけてもらうことで、花粉症やアレルギーが改善方向に向かうのではないかと考えた訳です。
やってもらった人はかなりの改善率です。
やっていると言いながらやってない、またはやり方を間違えているという人は、お腹を触るとわかります。これも意識の問題なので闇雲にやっても効果は薄いのです。
実は、あの座って立つ真似をする方法を左側に倒してやってもらうとお腹の緊張はなくなります。
しかし、やめれば、直ぐに元に戻ります。
大事なことは躾濃くやることです。
毎日一回でも良いので、ずっとやり続けることです。
花粉症だからと言って、鼻や目のあたりを刺激すると、逆にお腹に水分がたまりすぎて逆効果になることがあります。
その時は良くても、刺激を止めると元の木阿弥ということも多いのです。
根本的な改善をするには、自分の意識を変える以外に方法はありません。食生活を改善してもなかなか改善しないこともあるのがアレルギーです。もちろん、滅茶苦茶な食生活をしているのは論外です。
減感作というアレルギーに感受性のあるものを摂らないという方法もありますが、摂ってしまったら元の木阿弥では、治ったとは言いません。
過剰反応をしない身体作りが大事だと考えています。
アレルゲンになるものをできるだけ摂らないで、身体作りをしていくことは大事です。
体質改善ではありません。身体に意識しないところを意識するだけです。
意識していないところを知って、そこを意識的に動かす。
左のお腹はアレルギーの人にとって、一番意識しにくいところなのかもわかりません。
やってみても何の損もありません。
つまり不利益になることが全くありません。
お金も時間もかかりません。
やろうと思って続けるのも続けないのも自分次第です。
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