触診が確実にわかるようになってくると、その変化もわかるようになります。
つまり効果の判定ができるということです。
もちろん今後の状況を見ていかなければなりませんが、皮膚緊張がなくなると今までの経験上では良くなっていくことが殆どです。
もちろん経験上の話なので絶対とは言い切れません。ただ鍼灸の可能性を否定できないということです。
いったん悪化しても皮膚緊張がない場合は、時間と共になくなっていくことが殆どです。
よく瞑眩反応と言いますが、瞑眩反応は、症状は悪化しても皮膚緊張がない状態が続いています。
この状態かどうかもある程度判定はできます。
無理な治療をすると悪化することもあるのも事実です。
見た目に綺麗になっていても皮膚緊張が残っている場合もあります。これは悪化傾向だと思います。
ステロイドを塗って見た目が綺麗になっていても皮膚緊張が残っている場合もあります。
ステロイドを塗って見た目も皮膚緊張もなくなっている場合もあります。
だから完全にステロイドを否定もできないなと思いますが、だからと言って過剰な塗布は危険だなとも思っています。
使い方をうまく行わないと諸刃の刃だと思える例を沢山みてきました。
ステロイドで湿疹を起こすこともありますからね。
だからこそ皮膚の触診はとても大事な検査だと言えます。
鍼灸師も皮膚科の医師も是非こういう感覚的な検査を取り入れて臨床に役立てて欲しいなと願っています。
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