呼吸の動きを変える

肋骨の動きがわかったら、その動きを変えてみたいと思います。

その前に、あくまでも自分のこころは王様だということを肝に銘じる必要があります。

筋肉は、命令されて動いているだけです。

呼吸も命令されているから、そういう呼吸の仕方をしているというのを忘れないでください。

だから無理やり変えても意味はない訳です。


そしてこころは、丁寧に扱ってあげてください。頭で考えたり理路整然と説得しようとしても無駄です。理論通りにはなりません。まずは自分の こころ という王様を尊重してあげることが大事です。


肋骨の腫れている部分がわかったとしても、そこをグイグイと押さえたりしてはいけないということです。王様である こころ からの命令に従っているだけなんですからね。


まず、説明したように肋骨下部に手を軽く当てて呼吸をします。

動きを把握して、どんな動きをするかを観察します。


どんな動きをするか把握できたら手を離します。

手を離して、どんな動きになったら理想的かをイメージします。つまり腫れていない側(動きの良い側)と同じような動きを意識する訳です。

しかし、あくまでも無理やりではなく、王様である こころ にお願いします。


それで肋骨下部に手をあてて再度動きをみてください。

動きが良くなっているのに気づくはずです。僅かな変化かもわかりませんので、よく観察してみてください。

ちょっと難しいかもわかりませんが、必ず変化はあるはずです。


意識すると言っても無理やりやると必ず反発されます。あくまでも、その方が楽そうですよ。

とお願いする訳です。これが鉄則です。

これだけで呼吸が深くなります。

御薗治療院

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