肋骨の動き

実際に肋骨の動きを診察しているところを撮影してみました。

背中を観察してもあきらかに胸椎7~10あたりの右側は腫れています。しかも、肋骨の8番あたりに沿って腫れている感じです。左も腫れていますが、右が主役です。

当然ですが、呼吸も右側で大きく妨げられている感じです。力を抜いた時は外側が緊張し、呼吸を吸って止めると緩むのがわかります。


呼吸が逆転している訳です。これでは右側は効率悪い呼吸しかできませんよね。


反応は筋肉と肝臓「水」の流れの異常と「熱」が筋肉と肝臓に内熱している感じです。当然、身体は疲れます。頭も重く目も疲れます。口渇もあり、首や肩の凝りもガチガチになります。

水分代謝異常ですが、その水分代謝異常は、どこにあるのかという具体的な観察が必要です。

第7肋骨の外側で広背筋、前踞筋、外腹斜筋、下後鋸筋の異常と認められます。


肩の運動もこれらの筋肉に異常があることで妨げられます。僧帽筋上部の緊張も同時に起こり、これが首の緊張とも関係します。

背中が猫背の状態になっているのがわかります。姿勢は結果ですが、今の状態をよくあらわしていると思います。

姿勢から推察できることは沢山あります。だから姿勢は無関係と言っているエビデンスを信じているのは勝手ですが、実際とは異なります。頭が良いとホントに厄介ですね。


小さな動きでも推察することができます。

御薗治療院

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