今日は今年3回目の一般の勉強会です。
自分の身体に注意を向け、身体を観察し、そこに軽い刺激を加えると身体に変化があらわれます。
それは普通では考えられない程の小さな刺激で十分変化させることができます。
力任せに刺激しなければ、身体は言うことを聞いてくれます。
筋肉が何故緊張するのか?
身体が硬くなるのはどういう理由かを考えると、力を入れないで刺激した方が効果が出るのかがわかります。
筋肉は命令をされて動くだけです。
いわば、兵隊さんと一緒です。
脳は、それを指揮する軍の偉いさんです。
指揮系統に異常があれば、思ったように兵隊は働いてくれません。
指揮官からの命令が上手く伝達しないことで、兵隊はどうすれば良いか迷う訳です。
それが緊張となってあらわれます。
呼吸のところで緊張しなくてはならない状況で緩み、緩まなくてはならないところで緊張する。
ということがあることを書きましたが、正にその状態です。
力を抜いているはずなのに肩が緊張している。つまり肩凝りがあるというのは、その状態なのです。
緊張している肩にいくら力をかけても、兵隊さんは、命令されて動いているのだから・・・。
「そんなこと言われても~」
って思う訳です。
指揮官の命令は絶対ですからね。
その命令がどこでおかしくなったか?
それがわからないと緊張状態はなくなりません。
普通に考えれば普通にわかることです。
人間の身体は、一つの国にも例えられる訳です。
それを実感する講習会です。わかっていても、緊張を緩められなければ意味がありません。
それができる唯一の講習会だと思っています。
命令系統を正しくすれば、一瞬で力を入れなくても緩みます。
それが当たり前だと思う風潮を少しでも作りたい。
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