レントゲンでの所見はありません。
座っていても大丈夫、寝ていても痛みはないようです。
しかし、歩いた時に痛みがあるけど鋭い痛みではなく、嫌な痛み。
意外にこういう痛みはとれにくいと感じるものです。
大事なことは何を狙って治療をするかです。
一番の問題は胸の神経系
胸椎6~8番の左側の神経系の異常でした。
胸に手をあてて歩くと楽になります。
手をあてるだけで立ちやすくなり、歩きやすくなりました。
そして背が伸びます。
たったそれだけです。
また心臓血管系にもこれが影響を与えているみたいですが、主役ではありません。
それによって足のむくみもでてきている感じです。
胸の神経系の調整を行うと痛みが楽で隣で見ていた家族の方も背が高くなったと言ってました。
やっぱり姿勢によって痛みが変わるというのは紛れもない事実ですね。
姿勢を変えたから痛みが楽になったのではなく、余分な異常がなくなったから勝手に姿勢が良くなった訳です。無理やり姿勢をよくしようとするのは間違いです。
あとは、左膝下からのリンパ系が局所としての異常反応がありました。
局所経気は左下腿部のリンパ系です。
痛いのは右臀部から腰です。痛い場所=局所ではありません。
これを診断できなければ治療は無意味だと思っています。何が原因の可能性があるのかをしっかり見極めると痛みは自然に良くなり、姿勢も変化してきます。
姿勢が変化すれば呼吸も楽になり、心も安定してきます。
背中は胸椎7~8番あたりで大きく曲がって猫背の状態になっています。あきらかにこのレベルでの異常がある訳です。
だからそこを意識してもらうことで良くなっていきます。
痛みに「気」をとられると楽になることはありません。何が異常かをハッキリさせて治療することが大事ですね。
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