足腰のしびれと痛みがでた症例です。
足と腰やお尻の痛みとしびれがあると言ってます。
症状のある側の足を動かしても動きは悪くありません。つまり運動障害はないし、緊張もないということです。膝を曲げても股関節を軽く座ったまま動かしても動きは良いです。
足首だけ少し固まっているかなという感じです。
あきらかに原因は違います。
何か?
健側の首から胸腕のリンパ系の反応です。
同じような症状でも、この前の例は神経系の反応でしたが、今回はリンパ系の熱です。
熱であっても神経系に反応がでるかリンパ系に反応がでるかによって違います。
胸に手をあてると動きが変化します。
つまり胸に問題があるということです。
後は右側面の皮膚です。それと左下腿から臀部にかけての皮膚の熱反応です。
皮膚が異常を起こしてお尻の痛みやしびれが出るなんて普通考えますか?
痛い場所だけなら考えられるかもわかりませんが、痛い側は部分的な反応です。
全体的な反応は皮膚も右側です。
そしてリンパ系は熱反応があるので、内熱していました。つまり昔にひいた風邪が変化したものだと推察できます。風邪の治療は万病の治療になると言われますが事実だと思います。
精神的な症状も内熱があって、その熱が発散されずに残り続け、そこに向精神薬でも投与されると熱が抜けることなく居続け、神経が変性してくる可能性はあります。低温ヤケドみたいな感じです。
科学的根拠はありません。しかし、内熱が神経やリンパ管、血管にでていると、首の奥で異常を感じることが殆どです。特に脳神経系の頸椎の上部にある延髄や橋などの反応があれば、寝られなくなるし、前頭部にあれば思考力が落ちます。後頭部に影響すればフラツキも起こります。もちろん症状はもっと複雑になります。
人間の細胞は42度で機能を失い不可逆的になります。ヤケド状態で元には戻らないということです。内熱は低温でも長時間続けば、そうなる可能性が否定できません。
このリンパ系の調整をすると一気に発汗しました。
単なる汗をかいても意味はありません。内熱した熱を出して発汗させないと意味はありません。
だからねらい所が大事なんだと思います。
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