とても面白い問題提起をしてもらいました。
権威ある医師の機能解剖学の所見らしいです。以前から私も背屈時の腓骨の運動はどうなのかな~って思っていました。
脛腓関節の話しを最初に目にしたのはカパンディの関節生理学の下肢という本を読んでからです。この本を読んでいたのは、もう20年ぐらい前ですが、距骨と脛腓関節って面白い関節だなぁ~と思っていました。
距骨そのものは、あんなに小さな骨なのに片足立ちになった時、全身を支える骨ということになりますからね。この骨だけで全身調整をすることができるはずだと思って色々いじってみたことを思い出します。
実は、こういう基礎研究は大好きです。鍼灸師ですが、関節や筋肉の機能的な構造ってまだまだわかっていないことが一杯あると思います。
ただ、カパンディの本には、ちゃんと背屈時に外果は内果から離れ、腓骨は軽く引き上げられ内旋すると書いてあります。きっと、この先生の思い違いだったんじゃないかなと思います。カパンディは、私が読んでいた頃より、かなり昔に書かれた本なので途中で説が変わった訳ではないと思います。
そんな話しはどうでも良いのですが、腓骨の動きは足関節の背屈(屈曲)底屈(伸展)によって色々変化しているということです。
これを調べてみたいなと思います。
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