胃カメラをした後、咽が詰まる感じがあるという症状です。
異物が食道を通ったので、そこで炎症を起こしたからと考えるのが普通かもわかりません。
しかし、原因は全く違います。
上肢の緊張から起こる首の緊張や背中の緊張も関係します。
特に左の鎖骨下リンパ管の一部(首の付け根あたりのみ)に反応があります。
このあたりに手をかざすと上肢の緊張や背中の緊張はすっかりなくなります。
次に問題になるのは上肢の皮膚です。
皮膚の緊張が左右にでています。特に右が強くでていましたのでテーピングをしてみました。
異常な皮膚緊張のある部分にテープを貼るのですが、東洋医学をやっている人なら大腸経に近いと感じるはずです。
右の反応がなくなり、咽の違和感がなくなって違和感の場所が移動したように感じます。
違和感部位が移動するということは本来あり得ません。
つまり、違和感は、咽の炎症が問題ではないということです。
次は左の上肢の皮膚反応です。
こちらはちょっと複雑な蛇行の仕方をしています。
小腸経に近い感じです。
あくまでも皮膚の反応をおいかけたので、経絡ではありませんが、経絡のような経路が浮かび上がってきます。
これらが咽の違和感に影響していたということだろうと思います。
僅かな違和感を残しただけで、ほぼ違和感はなくなりました。
皮膚の緊張でそういう現象が起こったとしたら、原因は特的できませんよね。
このような例が沢山あります。
思わぬところと関係して症状がでているということです。
原因を知り対処する。
もちろん、本当の原因は、生きているからです。
生きている以上症状があるのは当たり前
完全になくなる必要はありません。
生きているんですからね。
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